【くだもの】温州ミカン今年も甘く　日本一早く出荷／沖縄

日本一早い露地栽培の県産温州ミカンの出荷が２３日、
名護市のＪＡおきなわ北部地区営農センターみかん選果場で始まった。

本島の中北部地域で生産されたミカンのうち、糖度と形や大きさがよい物を選別し、
ＪＡおきなわ統一ブランドとして県内外の市場に出荷する。

販売計画は、前年実績を１１０トン上回る６１０トン、売上高は１億４０００万円を見込む。
販売計画の約６割を県外向けと見込んでいる。
市場価格はキロ当たりで県内向けが３００円、県外向けは３５０円以上を期待している。

関係者によると、全体的に小玉が多いが、梅雨明け後の乾燥が続き糖度、
酸度とも平年より高くなっている。出荷は９月いっぱい続く予定だ。

出荷式では生産者を代表してＪＡおきなわ北部地区柑橘（かんきつ）生産部会の
大嶺吉秀会長が「沖縄の太陽を浴びて糖度がのっておいしいミカンに育った。
ぜひ全国の皆さんに味わってほしい」と述べた。

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ＪＡおきなわ北部地区営農センターで出荷が始まった県産温州ミカン
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ウンシュウミカン