http://mytown.asahi.com/aichi/k_img_render.php?k_id=24000000607280001&o_id=2008&type=kiji 関さん(左端)と一緒にランチづくりに取り組む子どもたち=半田市板山町1丁目で
料理自慢の主婦らがランチを日替わりで提供している
半田市板山町1丁目の喫茶店「なちゅ」で27日、
小中学生グループの「ワンデイシェフ」がデビューした。
夏休み中の8月末まで計4回担当し、自慢の腕をふるう。
シェフを務めるのは、同市で不登校や引きこもりの子どもを支援している
NPO法人「ぱお」の学童保育に通う小学3年〜中学3年ら計4人。
普段から勉強やスポーツ活動に加え、毎週1回、料理の時間があり、ランチなどを手づくりしてきたという。
「ぱお」の関果林代表(34)が同店のワンデイシェフを知り、
子どもたちに知らせると、料理好きの子どもを中心に「やりたい」と積極的な反応が返ってきた。
しかし、子どもたちの多くは、周囲の環境の変化に敏感で、
不慣れな場所へ出かけるには、強い不安感を持つという。
そこで、まず同店へ出入りすることからはじめ、
先輩シェフのアシスタントをするなどして店に慣れ、
一方で、メニューづくりや試作を重ねて、デビューに備えてきた。
1回目のメニューは韓国料理で、ビビンバ丼、いもチジミ、ワカメスープ、チョレギサラダ、プリンの計5品(850円)。
訪れた客から「おいしい」とうれしい声が聞かれた。
関さんは「こうした経験を積んでいくことで、子どもたちが自分に自信が持てるようになることが大きい」。
問い合わせは「ぱお」(電話番号は省略します)へ。
■ソース
asahi.com[2006年07月28日]
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000607280001