古里に活気を―。室蘭市母恋南町出身の3姉妹が母恋神社祭を盛り上げようと
17日、露店「母恋屋本舗」を出店した。3人は「にぎやかだった昔の活気を
取り戻してほしい」と願いを込めていた。
出店したのは長女の喜久乃さん、二女の尚美さん、三女の祐美子さんの3人。
母の琴さん(81)が住む実家の目の前に出店した。3人は高校生まで室蘭市内
に在住。長女の喜久乃さんが「母恋のマチに以前のような活気を取り戻したい」と
出店を企画。妹夫婦に声を掛け、出店準備を進めたところ、地元在住の同級生の
手厚い支援を受け、出店にこぎ着けることができた。
商品はイカや卵などを材料にした「いかラッキー」。喜久乃さんが旅行先で食べた
イカ焼きを独自にアレンジ。もちもちした食感をソース味でまとめ、歩きながら手軽
に食べられるよう工夫した。喜久乃さんは「当時の同級生に応援してもらい、感謝の
気持ちでいっぱい」、尚美さんは「地元の人たちに協力してもらい、とてもうれしい」、
祐美子さんは「地元に恩返しでき、亡くなった父も喜んでくれると思う」と笑顔。
22、23日の輪西神社祭や、むろらん港まつりにも出店する予定。
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