「愛妻家の街づくり」を進める嬬恋村が、県境をはさんで隣接する長野県の須坂市動物園
から、人気カンガルーを「愛妻家」として認定するよう依頼を受けた。村は夏休み中、
動物園の来場者に愛妻家ぶりを採点してもらうよう提示。結果を加味して、村などが今年
1月に発足させた愛妻家聖地委員会が9月にも、「愛妻家認定書」を交付する。
愛妻家を宣言しようとしているのは、アカカンガルー「ハッチ」(オス、6歳)。
サンドバッグで遊ぶ姿が、「ボクシングをしているみたい」と話題を集め、テレビでも紹介
されている人気者。2001年3月に一緒に須坂に来たメスが半年で死に「独身」のままだった。
嫁探しの結果、神戸市立王子動物園から2歳のメス「クララ」が6月11日、おこし入れした。
2頭はすぐに仲むつまじいところを見せ始め、動物園は交流のあった嬬恋村の取り組みに着目。
2世誕生の願いも込めて、ハッチの愛妻家認定を依頼した。
2頭の「結婚式」が行われた7月1日には、松本村長が出席して観察し、ほぼ内定。客観的な
判定として来場者の採点も求めた。動物園では、具体的な採点方法をこれから検討するが、
クララへの「思いやり」や「仲の良さ」などを評価してもらうことにしている。
聖地委員会として「愛妻家認定書」を出せば、人を含めて初めてとなるが、松本村長は
「『夫妻』には仲良くお客さんを喜ばせてもらい、ぜひ認定したい」と話している。
嬬恋村は日本武尊の愛妻伝説を村名の由来とし、首都圏のグループなどと「愛妻」を
キーワードにした活動に乗り出している。
(2006年7月18日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news002.htm ●画像:
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