兵庫大会の開会式があった明石球場で、地元名産のタコともち米を使った「たこおこわ」
が人気を集めている。市内の老舗和菓子店で、明石野球協会から売店業務を委託されて
いる「明植堂」のヒット商品。観戦中に買い求める人が列を作っている。
明植堂の4代目社長、植田氏(故人)が約25年前に発案した。工場から同球場まで
自転車で約10分。作りたてのたこおこわは腹もちがいい。球児たちにも先輩から
後輩に語り伝えられ、熱戦を戦い抜くエネルギーのもとになってきた。
植田氏の娘で約10年間、球場の売店を切り盛りしてきた中田さん(49)は「彼ら
の真剣勝負を見ていると、私も元気をもらえます」。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200607140016.html