金沢の夏の味覚、ドジョウのかば焼きがシーズンを迎えた。近江町市場の水産物店では、
炭火焼きの香ばしいにおいが広がり、市民や観光客らが買い求めている。
ドジョウのかば焼きは、夏バテ予防のスタミナ食として親しまれている。骨を抜かずに
焼くので、サクサクとした食感が楽しめる。
同市場の新力水産では、5月からドジョウのかば焼きを始め、1日400〜500本を
焼き上げる。1本90円で、数十本まとめて買っていく客も多いという。
ドジョウのかば焼きを買い求めた金沢市円光寺、飲食店経営坂田さん(59)は「これ
から暑くなるので、ドジョウを食べて栄養をつけます」と話していた。
(2006年7月14日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news006.htm