【感動】母の死を乗り越え開幕戦に「ホームラン打ったんだってね。お母さんも見たかったな」【涙】
一塁ベースの上で、ぼう然と打球の行方を見守った。痛恨のサヨナラ負け。亡くなった
母に「一勝」を誓ったのに、果たせなかった。大粒の涙があふれた。母紀子さんが亡く
なったのは、開幕8日前の6月30日。47歳だった。
くも膜下出血で倒れ、6年間、病院のベッドで闘病生活を続けた。以来、母から言葉が
消えた。でも、表情やしぐさから、以前と同じように気持ちを感じることができた。
紀子さんが最後に試合を見に来てくれたのは、小学5年の時。連続でホームランを打っ
たのに、途中から来た紀子さんの前では、内野ゴロに打ち取られた。「ホームラン打っ
たんだってね。お母さんも見たかったな」。その晩の言葉が忘れられない。
倒れたのは、それから数か月後。「お母さん、きっと打つから」。天国の母に活躍する
姿を見せたかった。そうすれば、あの時の笑顔をもう一度見せてくれる。そんな思いで
いっぱいだった。危篤に陥ったのは6月23日。病院に駆けつけた時、すでに紀子さん
の意識はなかった。「開幕戦に決まったよ」。耳元にささやくと、母が笑みを浮かべた
気がした。
通夜には野球部の全部員が来てくれた。言葉は交わさなかったが、それだけで励ましに
なった。練習を4日間休み、グラウンドに戻った時、仲間たちから「がんばれよ!」と
次々に声が飛んだ。勝利は土壇場で逃がしたが、母の遺影に伝えることはそれだけでは
ない。
(2006年7月9日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news002.htm
2 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 07:53:31 ID:bXZn/RRd
泣いた。
3 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 07:55:15 ID:I8+OhWJ6
全米がワロタ
4 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 07:55:17 ID:pykRYA3k
わろた
5 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 07:57:16 ID:4R2uuxI6
勝たなかったらドラマにならない。没。
6 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 08:09:50 ID:I24llU1+
そしてこういう話を商売に利用されるのだった
7 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 08:25:46 ID:Zg7J25qe
これを 笑ったり 茶化したりする気になれるヤツは
精神がひねくれてる。
一度死んで 生まれなおして来い。(北朝鮮あたりで)
8 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 08:47:19 ID:NVC6FrPX
くも膜下出血で倒れ、長い闘病生活の末亡くなられた母親なんてのは、たくさんいるからな
9 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 08:52:53 ID:uxxZjMon
早かれ遅かれ いずれ死にます
11 :
やまとななしこ:2006/07/10(月) 10:57:02 ID:ibh01oaI
どっちもいい記事だと思う
読んで気持ちが落ち着くよ
サッカーのえげつなさは純日本人気質のおれとしては
W杯でちょっと垣間見せられただけでもううんざりw
ジダンの蛮行なんてサカ豚業界では全然普通のことみたいだしね
紳士のスポーツって・・ネタだろ?
12 :
やまとななしこ:
感動した。