浜松市舘山寺町の市動物園がクロカンガルーの赤ちゃんの人工保育を始めた。
推定生後7か月のメスの「ミキ」で、体長約35センチ、体重2・5キロ。
6月13日朝に母親の「モモ」(4歳)の腹の袋へ戻ろうとしたが、受け入れ
られなかったことから、人工保育に切り替えたという。
飼育担当者が1日3回、母親の代わりに50ccのミルクを与えて育てている。
職員の布製の袋がお気に入りで、袋を見せると、一目散で中に入ってくる。
来園者と記念写真を撮るなど、早くも園内の人気者になっている。
(2006年7月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news001.htm