梅雨の合間の好天に恵まれた4日、気温もぐんぐんあがり、前橋で32・8度、
館林で32・6度と各地で真夏日になった。伊勢崎市赤堀鹿島町の国道50号
沿いにスイカなどの屋台が軒を連ねる、通称「スイカ街道」も最盛期を迎えた。
街道沿いに屋台を構えて40年以上の阿佐見さん(77)は「今年も甘いのが
できたよ」とにっこり。緑色の「祭ばやし」、黄色い「太陽」、真っ黒な
「でんすけすいか」など、カラフルなスイカが鮮やかに夏を彩っている。
長い日照時間と、大きな寒暖差が甘いスイカを生む。一時は50軒ほどあった
屋台も高齢化が進み、今は5、6軒に減った。阿佐見さんは「さみしいね。でも、
毎年楽しみにしてくれるお客さんがいるから、腰が痛くってもやめらんないよ」。
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