丸亀市飯山町の県立飯山高校に4日、今年も約1万本のヒマワリの巨大迷路が
お目見えした。8、9日を除く13日まで地域の人たちに開放するとともに、周辺の
幼稚園や保育園の園児を招き、交流を深める。
初日に訪れた坂出市の坂出一高幼稚園の園児約80人は、生徒と一緒に高さ
1・5〜2メートルのヒマワリが続く迷路の中へ。「ひ」「ま」「わ」「り」「め」「い」「ろ」の
スタンプを置いたチェックポイントを探して、歓声を上げたり、走ったりと大喜び。
年長組の島田修吉ちゃん(5)は「大きいヒマワリの中で遊ぶのは楽しい」と話して
いた。
飯山高校では、「地域の人たちに喜んでもらおう」と1999年から、農場の一部を
ヒマワリ畑に転用。毎年、環境デザイン系列の生徒が広さ約25アールに、
幅1メートル前後の迷路を設けている。今年も5月初めに種をまき、草抜きや間引き
などをしヒマワリを育ててきた。
例年より雨が多く、ヒマワリの丈はよく伸びているが、開花は3、4日遅れ気味で、
まだつぼみが目立つ。今週末になると畑全体が黄色い大輪の花に包まれる見込みで、
来週いっぱい巨大迷路を楽しめるという。
香川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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