【熊本】草原維持に一役担う「ススキの家」建設中!南阿蘇村

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1 ー゜)ノおやつφ ★
南阿蘇村一関で、阿蘇の草原のススキを利用した「ストローベイルハウス」と
呼ばれる家造りが進められている。取り組んでいるのは、NPO法人
「パーマカルチャーネットワーク九州」(熊本市健軍3)と同法人
「九州バイオマスフォーラム」(阿蘇市赤水)。完成後は、生物をもとにした資源
「バイオマス」の普及活動の拠点になる予定。

同フォーラム・主任研究員中坊真さんが、阿蘇の草原を維持するために、
ススキを従来の家畜の餌や堆肥(たいひ)ではなく、新たに建築資材として
利用できないかと考え、わらの家とも言われる「ストローベイルハウス」建設を企画。
パーマカルチャーと協力して昨年11月から月1、2回のペースで作業に当たっている。

ストローベイルハウスは、乾燥したススキを圧縮して縦約40センチ、横約60センチ、
高さ約30センチのブロックにする。このブロックを柱の間に積み重ね、表面に土を
塗って仕上げる。ススキは壁材に利用される仕組みだ。断熱性や防音に優れ、
自然素材を使用しているため環境にも優しい。

木造の骨組みとススキのブロックを積み重ねる作業が終了し、現在、壁の表面に
土を塗る作業を行っている。9月には、床面積約20平方メートルの施設が出来
上がる見通し。

阿蘇の草原は、家畜の餌や堆肥として使うために採草することでやぶになるのを
防げる。しかし最近では畜産農家が減少し、ススキなどの野草利用が減ったため、
草原は荒れつつある。

パーマカルチャー代表理事の松下修さん(51)は「ススキを利用して阿蘇の草原を
維持、復元していきたい。ススキで家造りができることも知ってもらえれば」と
話している。

ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news001.htm
南阿蘇村に建設中の「ストローベイルハウス」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/img/news001_2.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/img/news001_3.jpg
2 ー゜)ノおやつφ ★:2006/06/21(水) 22:46:43 ID:??? BE:7614656-#
3 ◆AdCAoKDgec
>阿蘇の草原は、家畜の餌や堆肥として使うために採草することでやぶになるのを
>防げる。しかし最近では畜産農家が減少し、ススキなどの野草利用が減ったため、
>草原は荒れつつある。

これ初めて知りました。。。
環境維持するためには、この家も継続して建てないとダメなのではないかな。。。。