【花街】舞妓・菊稚さん　夢の初舞台　優雅な芸に温かな拍手／奈良・菊水楼

華やかな振り袖にだらりの帯、こっぽりげたを履いてそぞろ歩く
舞妓（まいこ）さんの姿が奈良に戻ってくるー。
奈良市の老舗料理旅館「菊水楼」で２８日、舞妓・菊稚（きくわか）さんのお披露目式が行われ、
舞踊の師匠や姉芸妓（げいぎ）、親族らが杯を交わして芸の道への門出を祝った。

菊稚さんは大阪府出身の１８歳。６歳から日本舞踊を習い、
「踊りを仕事にしたい」と菊水楼で舞妓の修行「仕込み」をしてこの日を迎えた。

菊水楼に近い奈良市元林院（がんりいん）町界隈（かいわい）は、
大正から昭和にかけ栄えた由緒ある花街だが、近年、お座敷も舞妓、芸妓も減少。
このため、菊水楼は昭和５０年から舞妓の仕込みを始め、これまで１０人以上を輩出している。
現在は十数人の芸妓が元林院町を拠点に活動しているが、舞妓は菊稚さん１人という。

披露の儀式では、出席者と交互に杯を交わす「結縁の儀」の後、舞踊の師匠、
花柳芳之丞さんから「奈良の舞妓として芸に精進してください」と祝いの言葉と舞扇が贈られた。

初舞台は、やや緊張した面持ちで舞踊「鶴亀」と三味線「津軽新六段」を披露。
優雅な芸に出席者から温かい拍手が送られると、菊稚さんはうれしそうな微笑みを見せていた。

菊稚さんは「初めてだらりの帯を締めて、気持ちが引き締まりました。
皆さんに愛される舞妓になりたいです」と話し、初舞台を見守った姉芸妓の菊乃さんも
「立派につとめはりました。一緒にお座敷に行くのが楽しみです」と期待していた。

http://www.sankei-kansai.com/tihou/nara/nara-06052901.html

だらりの帯を締め、初めての舞を披露する菊稚さん
http://www.sankei-kansai.com/tihou/nara/n060529011.jpg

◆関連スレ
【花街】奈良町で舞妓デビュー：お披露目式で芸披露
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1148897045/

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　君は今　駒形あたり　ほととぎす