大村市弥勒寺町の農業交流拠点施設「おおむら夢ファームシュシュ」(山口成美社長)は、
メロンのネット(網状の模様)を好きな文字の形にして、メロンの栽培を楽しむ
「メロンオーナー」サービスを今月本格スタートさせた。
通常、ネットメロンは成育の過程で傷ができて模様が生じる。
この特徴を利用し、開花十二日ごろのまだ傷がない状態の果皮に針で文字型の傷を付けると、
収穫時には文字が白く盛り上がる。
シュシュ内の収穫体験施設(約千平方メートル)で十日、メロン苗六百株の植え付けを実施。
六月上旬に花粉を付け、六月下旬ごろ文字入れ。八月上旬に収穫する流れ。
六月上旬からも別の六百株を植え、九月に収穫する。
「オーナー」希望者は文字入れや収穫をし、
世界に一つだけの自分のメロンの成育を楽しむことができる。
現在、結婚式の引き出物用などで約二百個の予約が入っている。
昨年、試行的に同事業を実施した際には、約五十人の「オーナー」が
「長生きして」「大きくなれ」など祖父母や子どもに向けた言葉を書き込んで収穫し、好評だったという。
山口社長は「メロンオーナー事業は県内でも初めて。育てる喜びを感じてもらいたい」と話している。
「オーナー料」は一セット(二個)で二千円。文字入れ時だけの参加も可。
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写真
http://www.nagasaki-np.co.jp/newsph/2006/05/12.jpg 長崎新聞フォトニュースより
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