運動場の真ん中に咲く桜で知られる佐渡市鷲崎の内海府小学校が創立130周年を迎え、
19日、お花見給食があった。24人の児童らは、保護者や地域の人たちと一緒に満開の
花の下で春の食事を楽しんだ。
樹齢100年ともいわれるソメイヨシノで、子どもらから「さっちゃん」と呼ばれている。
昨年1月に肥料を施すなどの手入れをしたため、ここ数年で最も花が多いという。
大矢宏校長は「さっちゃんは長寿。地域の宝です。みんなで感謝しましょう」と呼びかけた。
桜は高さ9・5メートル、幹回り3・7メートル。周囲15メートルに伸びた枝を取り囲むように、
1周100メートルのトラックが走る。
83年に隣接校や分校を統合した際、「運動場が狭い」と伐採話が出たが、
卒業生の斉藤さん(73)は「切らなくてよかった。立派な桜になった」と目を細めた。
給食後、海府保育園児や地区住民も手伝い、約60人で運動場に「130」の人文字を描き、
記念撮影をした。
元記事:
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000604200002 asahi.com マイタウン新潟 (
http://mytown.asahi.com/niigata/)2006年4月20日
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