多数のツバメが巣を作る川南町野田原、農業岩切貞夫さん(71)方の元養蚕室では現在、
55個の巣があり、餌や巣の材料を運ぶ親鳥が飛び交っている。すでに巣立ったひなもいるが、
本格的なふ化と育児はこれから。岩切さんの温かいまなざしが日々、注がれている。
ツバメの“コロニー”になっている元養蚕室は約660平方メートル。巣は北側半分に集中しており、
約5年ほど前から40−50個できるようになった。岩切さんはヘビからひなを守るため、天井と梁(はり)
のすき間に板を張り付けたほか、猫が飛び付かないように、巣の下には荷物などを積み上げない
ように気を配る。
今月中旬には、最初のひなが巣立ち、既に4個の巣が“空き家”に。ひながいるのは、まだ数カ所で、
1個の巣当たり数羽。大半はこれから卵を産む。
岩切さんにとって元養蚕室は、農閑期に読書などを楽しむ憩いの場だが、ツバメもすっかり慣れた
ようで、頭上近くで翼を休める姿が見られる。岩切さんは「にぎやかになると、話し声が聞こえない
くらい。出入り口や窓が常に開いているので、子育てに最適なのでは」とひなの成長を見守っている。
◆URL 宮崎日日新聞4月21日付
http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=2#2006042122 ****ご依頼ありがとうございました!****
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