【京都】春らしい土産物に「満開」期待、花見向けの商戦本格化　〜生八ッ橋etc…　[4/3]

　花見シーズン本番を迎え、京都市内の土産品業者や百貨店では花見客向けの商戦を本格化させている。
好調な京都観光や景気回復を受け、春らしい菓子の新商品投入、土産物や行楽弁当などの売り場拡大が相次ぎ、
今週末のピークに向けて売り上げも「満開」を期待している。

　京土産の定番「生八ッ橋」は、春限定の桜の花びら入りやゴマ入り新商品でにぎわっている。昨年ヒットした
黒ゴマに続けと、本家八ッ橋西尾（左京区）と井筒八ッ橋本舗（東山区）は白ゴマや金ゴマを使った新商品を投入。
京都駅ビル（下京区）地下の土産品街「ザ・キューブ」は「好調だった昨シーズン並みの２億円を売り上げたい」と意気込む。

　京都駅では、３月にＪＲ東海が新幹線改札内の土産コーナー「京のみやげ」（約２９０平方メートル）を従来の１・６倍に拡充。
京銘菓をはじめ１万円超の宇治茶など高級品もそろえ、花見に訪れた観光客の取り込みを進めている。

　市内中心部の百貨店でも、大丸京都店（下京区）は、桜をテーマにした洋菓子を拡充。花びら入りロールケーキや
黒豆を使ったムースなどの和風洋菓子が人気を集めている。同店は「消費回復のうねりを春のイベントで継続させたい」と話す。

　また京都高島屋（同）は、老舗料亭などによる行楽・花見宴会用の弁当２０種の売り込みに力を入れている。
１０００−２０００円台の手頃な価格帯をそろえており、３月末は花冷えで動きが鈍かったが、
「円山公園の桜が咲きそろうことには」（広報担当）と今週末に向けた売り上げ拡大を期待する。

※写真
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2006/04/03/P2006040300098.jpg
■ソース
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006040300098&genre=B1&area=K10
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黒ゴマ八つ橋、キモイ