【別れの季節】見送りピーク　春の船出に思い尽きず／鹿児島県奄美市

ありがさまりょーた、きばりんしょーれ…。奄美に別れの季節が訪れた。
奄美市の名瀬新港では２９日深夜、鹿児島に向かうフェリー乗り場に、
島を離れる人への感謝や激励の横断幕があふれた。
同港には、フェリー出港の２時間以上も前から恩師や友人の見送りに、大勢の人々が詰めかけた。
待合室では胴上げや万歳三唱を繰り返し、門出を祝った。

大島工業高校に５年間勤めた古賀亮教諭（４５）は、
顧問として指導したボクシング部員や同僚ら数１０人に感謝の言葉を贈られた。
「習慣の違いなどで戸惑いや苦労もあった。いい生徒に恵まれた」と５年間の島の暮らしに思いをめぐらせた。

午後１１時。
フェリー「クイーンコーラル」が汽笛を鳴らし、ゆっくりと岸壁を離れる。
たわんだ紙テープが徐々に張り、そして一気に緩む。
船が引き行く色とりどりのテープは、離れる人の島への思いのようだ。

http://www.373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060331_8.htm

フェリー岸壁には、テープを握る見送りの人々であふれた
http://www.373news.com/2000picup/2006/03/jpgs/31T-01.jpg

※ご依頼いただいたスレです。

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