住民組織が運営する京都市伏見区醍醐の「醍醐コミュニティバス」の乗客数が延べ50万人を突破した
18日、同区のパセオ・ダイゴロー西館で運行2周年記念式典を開いた。
同バスは、市バス撤退後の住民の移動手段として、4つの路線と107(現在は109)の停留所を住民
自ら決めて、2004年に運行を開始した。乗客数は同年7月に10万人、05年4月に30万人を超え、
地元の企業や事業所が資金協力する運行方式が、日本都市計画学会などに評価された。
16日に2周年を迎え、この日の記念式典では、運営主体となる市民の会の村井信夫会長が「50万人
突破に感激している。お年寄りの交通アクセスを良くするため、敬老乗車証が使えるように努力したい」と
あいさつした。その後、2年間の歩みを振り返ったり、資金協力している企業や団体を紹介し、より積極的な
乗車を呼びかけた。
■ソース(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006021800132&genre=K1&area=K1I