【京都】親子ふれあうお話し会 福知山の図書館で「えほんのへや」が人気を集める[02/18]

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2やまとななしこ
ある日の事だった。おじいさんは、となり町まで蓑傘を売りに出かけていた。
おじいさんの蓑傘は質が良いので、よく売れていた。
その帰り道、おじいさんが前を見ると、
キツネとお地蔵さんが立っていたのが目に入った。そのとき、
雪が降っていて寒そうだったから、蓑傘をキツネにかぶせてあげた。
するとキツネは、
「コンコン」
と言い、去っていった。
その夜中、おじいさんは、家の前で「コトコト、カタカタ」と
鳴っているのに気付いた。それで見に行ったら、
お地蔵さんが立っていて、
「蓑傘くださ〜い」
と、不気味な声でうなっていた。