「国内最大級の蘭(ラン)展示会への初出展で有終の美を飾ろう」ー。
統廃合で三月で閉校する七尾市の七尾農業高校の三年生六十四人が、十八日から九日間、
東京都内の東京ドームで開かれる国際的なラン展示会
「世界らん展日本大賞2006」(ラン愛好家数団体でつくる同展組織委など主催)への出品準備を進めている。
創立六十六年にちなみ、校内にあった樹齢約七十年のサクラの枯れ木を中心に、
バイオ技術(生物工学)で増殖した色とりどりのランで彩る予定だ。
四年前から準備を始め、テーマは「人・愛・和(なごみ)」。
ソメイヨシノの古木を中央に、生物資源科の歴代生徒がバイオ技術(生物工学)で培養した
コチョウランやパフィオペディラムなど約十種類のラン約五十〜八十株で彩る。
林業緑地科の生徒が、演習林のモミの木を使って「生徒」を表現したX形の木製オブジェも配置。
能登の祭りをイメージしたかがり火のオブジェとともに、ランを散らして華やかに演出する。
生物資源科の杉本さん(18)は「最後の卒業生として学校の名に恥じないよう、
来場者に感動を与える作品にしたい」と意欲的。
指導する出村教諭も「花の生産だけでなく、展示デザインから演出まで、
お客さまに感動を与えることも含んだ“物づくり”を学ぶ絶好の機会。
国内外から集まる“本物”のラン展示に触れ、将来の肥やしにしてほしい」と話している。
代表の生徒八人が十四日上京し、会期中は東京都内在住のOBが世話に当たる。
展覧会には、約二十の国と地域から百四十七団体が出品する予定で、
七尾農業高校が出品する「ディスプレイ審査」など計六部門で競う。
高校ではほかに岐阜県恵那農業高校が参加する。
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060210/lcl_____ikw_____003.shtml (※引用に当たり、氏名等一部省略させて頂きました。ご了承下さい)
創立66年の歴史にちなみ、校内の樹齢約70年のサクラの古木にランを散らして愛校心を表現する出品作品の一部
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060210/i4.jpg 関連スレ
【花】モデルの森泉さん、「世界らん展日本大賞2006」オーキッド・クイーンに
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1138667988/ 「世界らん展」公式HP
http://www.jgpweb.com/