◇春と勘違い? 冬に舞うチョウ
苫小牧市桜木町の渡辺さん方に、アゲハチョウが春の息吹を運んできた。
近所に住む孫の春風ちゃんと青空ちゃん姉妹は毎日のように渡辺さん方を
訪れ、黄色と黒の色鮮やかなチョウに見入っている。
2階の部屋で舞うチョウを見つけた。渡辺さんによると昨夏、孫たちと一緒に庭で
採取した幼虫を、観察しながら羽化させた。「この時のサナギが部屋のどこかに
残っていたのでは」という。室内20度。この暖かさにサナギが春と勘違いし、
羽化したらしい。
少しでも長生きできるようにと、透明のパックに砂糖水などを入れて飼っている
。思いがけない春の便りに、姉の春風ちゃんは「寒い冬に、しっかりと
生きていて立派」と感心しきり。
苫小牧市柏木町の久保建設事務所では、オオモンシロチョウが飛んでいる。
オオモンシロは約10年前から、道内で確認され始めた外来種(苫小牧市博物館)。
どこかから紛れ込んだらしく、こちらも室内の温かさに、春と勘違いしたらしい。
佐藤専務はひと足早く舞い込んだ春≠ノ、「従業員の表情も明るくなった」と笑顔。
ソース(苫小牧民報)
http://www.tomamin.co.jp/2006/tp060214.htm#t2 *ソースが差し替わる場合があります。ご了承ください
▽春の息吹を運んできたアゲハチョウ
http://www.tomamin.co.jp/2006/06021401.jpg