◇子どもの頃の夢が叶う? 街が飴だらけになる日
まだ子どもの頃に「家がお菓子で出来ていたらいいなあ」とか「街がお菓子だらけになったら」とかと
考えたことがある人も多いのでは? 子どもの頃の夢って不思議なもの。そしてそんな夢は
叶うわけがないと思うのも当然なのだが、なんと街の大通りが飴でいっぱいになるお祭りがあるのだ!
それは秋田県大館市で行われるお祭りで、その名も「アメッコ市」
(ちなみに「アメッコ」とは方言で飴のこと)。今年は2月11日と12日の
両日に開催される。「大館アメッコ市」は400年以上の歴史を持っていて、
天正16年(西暦1588年)から行われているとのこと。また昔から「アメッコ市」の
行われる日に飴を食べると風邪を引かないといわれ、この日に合わせて山から
白髭大神(しろひげおおみかみ)が飴を買いに来ると伝えられている。
お祭り当日にはこの白髭大神を再現したイベントや秋田犬パレード
(大館市は忠犬ハチ公の生まれ故郷でもある)などの多くのイベントが行われる。
大館アメッコ市実行委員会に聞いたところ、今年は120店ほどの飴の屋台が並ぶそう。120店とはすごい!
しかも他にも市内のスーパーや協賛店でも飴が並ぶらしい。いったいどれくらいの飴が売られているのか。
「アメッコ市」には約20万人の観光客が訪れるということから、だいたい一人3袋買って帰ったとしても60万袋!
地元に住んでいる人でもあまり量については考えたことがないようで、残念ながら正確な数字は
把握できなかったが、干支やアニメキャラクターや秋田犬などの細工飴やキャンデー飴も売られているから、
半端でない量の飴が売られていることは間違いない。
また街中の電柱や柱には木の枝に飴をつけた枝飴が飾られる。
「街が飴で作られている」とまではいかないけれど、ここまで
飴の屋台が並ぶと子どもの頃の夢が少し叶った気分!?
ぜひ足を運んでみよう。
ソース(excite)
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091139534814.html ▽アメッコ市で売っている飴のひとつ。本当に様々な種類の飴がある。
http://image.excite.co.jp/feed/news/extnews/extnews_ame060210.jpg