◇バレンタイン、ホテルも参戦
14日のバレンタインデーに向けて熱を帯びる商戦に、デパートやスーパーなどに交じって、名古屋市内の
ホテルも参戦している。1日1個限定1万円のチョコなど、各ホテルのパティシエ(菓子職人)が腕を
振るった特製品で高級志向にこたえる一方、限定ディナーコースや宿泊パックも用意するなど、
ひと味違った売り込みを繰り広げている。
▽1個1万円の巨大チョコや割安宿泊プラン・ディナー
1個1万円の豪華チョコを発売したのは「ウェスティンナゴヤキャッスル」(名古屋市西区)。
高さ22・5センチ、幅20センチの卵をかたどった「フォーチュン・エッグ(幸運の卵)」だ=写真は見本。
ホテルのパティシエが「ほかのホテルで買えない物を」と知恵を絞って練り上げた。
外側の網状のチョコの中には卵形のミルクチョコレートがあり、それを割ると金平糖と
卵形のホワイトチョコレートが現れ、その中には金粉で包まれた「幸せのチョコ」が
入っている仕掛け。
1日から14日まで1日1個限定で注文を受け付けたところ、8日には完売した。
「予想以上の反響に現場でも驚いています」とマーケティング室の加藤さん。
「ヒルトン名古屋」(同市中区)は、パティシエ特製の生チョコなどの販売だけでなく、
割安な宿泊プラン、14日限定のフランス料理ディナーコース(1人1万2千円)も設けた。
同ホテルの林潤広報支配人は「男女ともバレンタインの楽しみ方が多様化している。
カップルに絞らず、幅広い層への売り込みを意識した」。女性客に人気のデザートブッフェで、
上質なチョコを使ったデザート20種類を目玉にしたバレンタインフェアを開いているのもその一環だ。
このほか、名古屋東急ホテル(中区)では19日まで、スイートルームで2人4万円の宿泊プランには
部屋にチョコレートとシャンパンのサービスが付く。名古屋観光ホテル(中区)も14日まで、
フランス料理のペアディナー(2人2万円)を設けている。
▽デパートも負けぬ〜高級・本物志向強く
名古屋市内のデパートでは、日本とフランスの有名チョコレート職人15人が手がけた
限定品(松坂屋)など、国内外の高級チョコが店頭をにぎわせている。日本酒やきな粉、
抹茶などの和の風味を生かしたチョコ(三越)も根強い人気だ。
名鉄百貨店本店(名古屋市中村区)は、パリのチョコレート展示会に出品された10ブランドを特集。
価格は3千円前後が主体だが、数量限定の品にはすでに完売したものもある。「最近はチョコを
ギフト目的よりも自分で食べて楽しむ人が増え、味の本物志向が強まっている」と担当者。
同市内に2店舗がある東急ハンズは、チョコ菓子の手作りセットやパティシエにも使われている材料、
たばこや薬、栄養剤などに似せた包装に入れた風変わりチョコなどを取りそろえている。
ソース(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000602100006 ▽写真
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