3 :
やまとななしこ:
あるところに、小さなお城があった。その城には、おじいさん殿様と、
出来の悪い家来がいた。
そのおじいさん殿様は、出来の悪い家来のことで、とてもとても
腹がたっていた。例えば、
「夜ごはんをつくって持ってこい」
と言っても、最低二時間はかかる。だから、いつもストレスがたまっていて、
一週間に一回は、必ずストレス解消で家来をなぐっている。
そんなある日、家来が、遠い遠いお城に、スカウトされた。
家来は、遠い遠いお城に、引っ越ししていった。
おじいさん殿様は、家来がいなくなってから毎日、
「家来〜!」
とさけんでいたとさ。