◇飲み会で学生のグチ聞き教授が提案「就職支援バス」
鳥取大(鳥取市)は、大阪など関西地区で就職活動する学生のために3月から、
「就職支援バス」を定期運行することを明らかにした。
「就職活動の交通費がかさんでしんどい」と学生が飲み会でこぼすのを聞いた
教授が提案、実現した。県内に企業が少なく、県外に“遠征”することの多い
学生には朗報となりそうだ。
就職活動がピークとなる3−5月に月、水、金の週3日、鳥取大と大阪市港区の
バスターミナルを一往復するほか、特定の合同説明会の日には会場行きバスも
運行する。鳥取−大阪間は片道約4時間で、高速バスは片道3600円だが、
大学がバスを借り切り1000円とする。
車内で「面接の心得」や「ビジネスマナー」など学習用ビデオを上映することも検討している。
OB・OG訪問や説明会、入社試験と1社受けるのに何度も往復し、
何社も受けると大変な額になるという。
同大が昨年行ったアンケートでは、就職活動にかかった交通費は「5万−10万円」と
答えた学生が約26%と最も多く、「20万円以上」という学生も約1割いた。半数以上が
「大変な負担」と感じていた。
ソース(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_02/t2006020937.html