★書き損じはがきでタイの就学支援 目標の5倍1250枚
タイの貧しい子どもたちの就学支援のため、書き損じはがきの収集を始めた京都市立七
条中(下京区)の生徒会に対し、目標の5倍にあたる約1250枚が寄せられた。試みを
知った校区外の住民らも協力、「力になりたい」との励ましとともに約450枚が送られて
きたという。中学生5人の1年間の教育費を賄える額になるといい、生徒たちは
「多くの人の善意がうれしい。誇りに思う」と手ごたえを感じている。
書き損じはがきを切手に交換して企業などに購入してもらい、「ダルニー奨学金」とし
てタイに寄付する試み。企業への販売などは国際協力NGO「日本民際交流センター」
(東京都)を通して行う。
同校では、昨年11月に発足した生徒会の新執行部11人が中心となり、初の試みとし
て収集を計画。1月中の10日間、各教室に回収箱を置いて協力を呼びかけた。
子ども1人が中学校に1年間通うために必要な書き損じはがき250枚(切手1万円分)を
目標に実施。生徒や保護者のほかに、1月13日付の読売新聞京都版の記事で活動を
知った校区外の住民からも「よいことを考えてくださりうれしい」、「長く続くよう頑張って」
などの手紙とともにはがきが届いた。計241枚を送ってくれた人や、はがきとは別に
1万円を寄付してくれた人もいたという。
生徒会長の2年岩井良(名前略)君(14)は「市民のみなさんが支えてくれたお陰で
タイの中学生を支援できることになり、誇りに思う」と話している。
(後略)
記事の引用元:
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news001.htm (読売新聞:
http://www.yomiuri.co.jp/ )02/09配信