昭島市の小中学生たちが市役所周囲の街路樹のカリンを活用して進めてきた
「のど飴(あめ)」が出来上がり、6日、プロジェクト実行委員会に参加する児童生徒
が市役所に集まり、幼稚園や老人ホーム、総合学習などで交流のある地域の
お年寄りなどに配布することにした。
のど飴は、子供たちのボランティア活動を推進しようという「カリンプロジェクト」の一環で、
昨年11月に市内の小中学生約65人が、街路樹のカリンを収穫。製菓会社のロッテに
依頼して、製品にしてもらった。
飴の名前の「昭島育ちのカリンちゃん」は子供たちで考え、銀色のパッケージは、
中学2年の坂田さんのデザインを採用した。
この日の会議の議題は、納入された20万粒の配布先。お世話になっている人や
地域の人たちに配布するほか、12日に行われる「環境フェスタ」を手始めに、
市が主催する行事でも市民に配る。
プロジェクトに参加した小学4年の堀江さんは「自分たちが収穫したカリンがおいしい飴
になってうれしい」と笑顔で話していた。同市はこの事業を、今後も継続する予定。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news002.htm http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/img/news002_1.jpg