◇花粉対策の商品続々 伸縮性マスク、しみない目薬… 各社が発売
花粉症対策の新製品の発売が、各社から早くも相次いでいる。
フィット感を高めたマスクや、刺激性を抑えた目薬などが新たに登場。
本州でスギ花粉が飛散し始める二月を前に、鼻炎や目のかゆみなどに
苦しむ患者に効果をアピールしている。
マスクでは、ユニ・チャームが今月六日に「超立体マスク・花粉用」の
改良版を発売した。顔にぴったりとフィットする立体構造で、
耳かけの伸縮性を高め、繰り返し使用しても鼻やあごの部分の
すき間ができにくい。ロート製薬が同十三日に発売した
「アルガード立体マスク」はフィルターに銀と光触媒成分を吸着させ、
花粉とウイルスの遮断率を99%以上にまで高めた。
目薬でも新製品がお目見えしている。
ロート製薬の充血・かゆみ用目薬「アルガードs(エス)」は、
しみないマイルドタイプだ。同社の調査で26%の人が
目にしみない商品を望んでいることを踏まえて、
清涼感の苦手な子どもや目の敏感な人などによる
利用を見込んでいるという。
花王は衣類や布団に噴霧することで、掃除機などで花粉を取り除ける液剤
「アレルクリン花粉カット」を昨年末に市場に投入した。ライオンのヒット商品
「花粉ガード」の対抗商品で、花粉を包み込む成分に植物由来の
セルロースを用いたのが特徴だ。
環境省によると、今春の花粉飛散量は、北海道が平年並み、道外は
平年並みからその半分程度と予想されているが、昨春の大量飛散で
花粉症が発症しやすい体質となっている人も多いと予想されている。
ソース(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060122&j=0045&k=200601229025 ▽売り場には花粉対策用マスクが早くも並ぶ
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20060122.200601229025.jpg