命を大切にしようー。
豊見城市立長嶺中学校(安谷屋守松校長)の1年4組31人が20日午前、
同市根差部の聖マルコ保育園(津留孝夫園長)でヤンバルクイナや海の環境保護を訴える人形劇(ペープサート)
「捨て猫とヤンバルクイナ」「たろうくんの夢」(田中幸雄原作)を上演した。
同中は環境教育に力を入れおり、上演はその一環。1〜5歳の園児60人が熱心に観賞した。
「捨て猫ー」でナレーション役を務めた安谷屋祥奈(さちな)さんは
「動物にも命があり、その命を大切にしてもらいたいという思いが伝わった」と手応えを感じた様子。
同中の飯塚悟教諭は「教えられる立場から、教える立場に変わることで、
これまで学んだことをより血肉化できる」と話した。
「捨て猫ー」はヤンバルクイナ保護を訴える長嶺隆獣医師の講話を基に、
12月中旬からシナリオから小道具まで生徒たちが自作した。
「たろうくんー」は沖縄海と渚(なぎさ)保全会理事長の田中幸雄さんの
「あやちゃんのゆめ」が原作で、男子が出演するため改稿。
2作ともに20数回の稽古(けいこ)を重ね上演に臨んだ。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-10364-storytopic-7.html ヤンバルクイナや海の環境保護を訴え劇を上演する生徒達
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