山形県最上圏に滞在中の中部広域圏児童交流団(団長・安里嗣浩北谷第二小校長)は18日、
大蔵村の大蔵小学校を訪れ、待ちに待った雪遊びを楽しんだ。
現地の子どもたちと一緒にそりリレーや雪積み競争、ミカン探しなどを行い、強くふぶく雪にもかかわらず、
みんな歓声を上げて大はしゃぎだった。
新垣里莉さん(中城村立津覇小5年)は「雪は思ったより軟らかくてふわふわしていた」と
初めて触る雪に興奮した様子。宮里桃子さん(沖縄市立桃原小5年)は「とても楽しい。
(雪積み競争は)硬い雪より軟らかい雪の方がくっつけやすかった」と笑顔を見せた。
山城良磨(かずま)君(北谷小5年)は「女子と雪合戦をした。雪は軟らかいのと硬いのがあって、
顔にぶつけられて痛かった。ミカン探しでは9個も見つけた」と話した。
校内で開かれた交流会では、中部広域の児童がエイサーと歌を披露。
大蔵小の児童は、地元に伝わる力強い大蔵太鼓を見せた。記念品交換では、沖縄側からはサトウキビと黒糖を、
大蔵側は村特産のそばのお菓子を贈った。
半日を過ごして仲良くなった両県の子どもたちは、再会や文通の約束をし、名残惜しそうに別れた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-10321-storytopic-5.html 雪の塔に雪玉を当てて倒すゲームで、はしゃぐ子どもたち
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img43ceecea29680.jpg