守山市内の九小学校で十七日、災害の発生を想定し、保存食の乾パンなどをメニューにした給食が出された。
阪神大震災発生日に合わせ、乾パンなどをメニューにする給食提供の取り組みは
二〇〇〇年から行われており、今回で七回目。
守山小学校(同市勝部)では、スキー教室のため不在の五年生約百二十人を除く約五百五十人の児童が
乾パンを主食に、コーンポタージュと牛乳、ミカンを副食としたメニューを体験した。
普段とは違った食べ合わせだったが、児童らは「おいしい」と味わっていた。
上路博校長は「滋賀でも琵琶湖西岸断層帯地震の発生の可能性がある。
地震による被害は怖いものであると伝えたい。
飽食の時代でもあり、食べ物を大事にする心も養うことができれば」と話していた。
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20060118/lcl_____sga_____000.shtml