犬の散歩の際に、不審者を見かけたら通報する「わんわんパトロール隊」が15日、
さいたま市中央区にも誕生した。立ち上げたのは青少年育成さいたま市民会議の与野東地区会(徳永茂会長)。
同区の上落合公園には40人が集合、隊員証の授与の後、JR北与野駅まで早速パトロールした。
徳永会長によると、同隊は現在約五十家族七十二人と五十二匹。
大型のゴールデンレトリバーから小さいチワワまで登録された。
「気軽に防犯活動に参加してもらうきっかけ。構えちゃうと長続きしないので日ごろの生活の範囲でできるように」
と発足にこぎつけた。
子どもたちは放課後から午後八時ごろまで塾のため外を出歩く。
犬の散歩は夕方が多いが夜間に散歩する人も多く、効果が期待できそうという。
できるだけ子どもの下校時間に合わせて散歩するようを呼び掛けた。
隊員証にはシベリアンハスキーのマークと犬種、名前を印刷した。
目印のバンダナは中央区のイメージカラーのピンク色で、犬のマークと「パトロール隊」などの文字入り。
夫妻で愛犬のベッキーちゃんと参加した守屋健治郎さん(69)は
「(普段公園で会う犬友は)半分ぐらい参加していた。話を聞いたら増えると思う。
バンダナをつけたり報道されると効果は出る」と話していた。
http://www.saitama-np.co.jp/news01/16/23l.htm ピンクのバンダナをつけた愛犬と隊員たち
http://www.saitama-np.co.jp/news01/16/23l_1.jpg 犬の着ぐるみ姿で登場しバンダナを巻いた女性
http://www.saitama-np.co.jp/news01/16/23l_2.jpg