釧路市埋蔵文化財調査センター(春湖台一)が、冬休み中の初の催しとして連日行っている
「まが玉づくり」講座が人気だ。昨年十二月二十四日のスタートから現在までに、
親子連れを中心に受講者は二百人を突破し、予想の三倍以上に上っている。
「滑石(かっせき)」という軟らかい石を使い、紙やすりで磨いて、
約一時間で緑色に輝くたった一つの「まが玉」に仕上げる。
完成後は機械で開けた穴にひもを通し、ネックレスなどのアクセサリーになる。
参加した愛国小二年の鈴木啓太君(8つ)は「だんだん角がとれて、つるつるに光っていくのが楽しい」と話した。
短時間で手軽に古代のアクセサリーが作れることが受けたようで、
同館職員の高橋勇人さん(33)は予想以上の反響に驚きながら
「講座をきっかけに、古代文化に親しみを持ってもらえれば」。
参加費三百円。十五日まで。時間は午前十時から午後四時。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060114&j=0042&k=200601147152