【京都】「未来への道、切り開きたい」 京都市成人式、最高齢８１歳も参加

成人の日の９日、京都市左京区岡崎のみやこめっせで、京都市成人の日記念式典が開かれた。
９１１１人（京都市教委調べ）が参加し、旧友との再会に話を弾ませていた。

この日は、市内１８小学校の４年生が、１０歳の「２分の１成人式」の一環として新成人を出迎えた。
２０歳の誓いで、山室沙樹さん＝伏見区＝は「未来への道を自分で切り開きたい」と決意表明。
戸崎悠貴さん＝南区＝も「人の苦しみに共感でき、優しさを与えられる人に」と誓った。

かつて成人式に出席できなかった１６人も、「思い出成人式」として参加。
最高齢の北村廣子さん(81)＝上京区＝は「２０歳のころ中国で戦火を生き抜くのに懸命だった。
今回の機会は人生を振り返る節目になりました」と話していた。

市教委によると同市の新成人は１万６７２０人で昨年より４・６％減った。
一方、式典の参加者数は昨年を５８人上回り、参加率は54・５％に達した。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006010900112&genre=K1&area=K10

華やかな晴れ着姿で旧友たちと話を弾ませる新成人たち
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