下呂市小坂町湯屋に「湯屋温泉 飲泉場」が完成した。飛騨小坂観光協会が開設。
湯屋温泉の炭酸泉は古くから胃腸病によいとされ、同協会では温泉街の観光拠点に
していきたいという。
飲泉場は高さ約二・二メートル、幅と奥行きが一・八メートル。約百メートル西の
大洞川岸の源泉からパイプを引いている。先月上旬、県公衆衛生検査センターから飲
用として正式に許可され、適応症は慢性消化器病、糖尿病、肝臓病などとされる。
飲泉場のPRを兼ねて同協会では四月、小坂町内の陶芸家に「飲泉カップ」の製作を
依頼する計画。奥田会長は「さまざまなデザインのカップを作ってもらい、
住民や観光客にプレゼントし、飲泉場を広く利用してもらいたい」と張り切っている。
小坂町湯屋では十五日午前十時から、冨士神社で恒例の「寒粥(がゆ)まつり」が
開かれる。温泉で炊いた粥を食べて一年間の無病息災を祈る。
ソースはこちら (2006/1/7)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gif/20060107/lcl_____gif_____006.shtml