松阪市の伊勢醤油(しょうゆ)本舗は二十八日、伊勢市の伊勢神宮内宮に、
江戸時代の群衆参宮「おかげ参り」でにぎわったころの伊勢で消費されていた
しょうゆとみそをイメージした伊勢醤油と伊勢味噌(みそ)を奉納した。
同社によると、伊勢醤油は文献で調べたおかげ参り当時の原料配合に、
現代の醸造技術を組み合わせて再現した。伊勢味噌も当時の豆みそのイメージに近づけたという。
奉納は十四回目。三林社長と社員約四十人がしょうゆやみそを入れた四斗樽(だる)
=容量約七十二リットル=を五樽担いで宇治橋を渡り、神楽殿に奉納した。
三林社長は「今年も無事に奉納でき、幸せを感じる」と話した。
同社は、二十七日に外宮にも奉納。両宮合わせて、しょうゆを一升瓶二百三本と五樽、
みそを百五十キロと三樽を納めた。
ソースはこちら (2005/12/29)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20051229/lcl_____mie_____000.shtml