舶用クレーンのツカサ重機(高知市、西和雄社長)や高知工科大学など高知県の産学官グループは、
エアバッグの力で高齢者などが楽に立ったり座ったりできるいす「らくのび」を開発した。
1号機を高知県庁知事室に設置。訪れる人に座ってもらうことなどで、販路拡大につなげる。
開発したのは高知工科大連携研究センターの横川明教授、内部の機械を製造するツカサ重機、
販売を担当する篠原化学薬品(同、篠原裕一社長)ら。
腰掛け部分の真下にエアバッグを2つ上下に装着した。
座った状態でボタンを押すと、まず下のバッグがふくらみシートを真っすぐ上に持ち上げ、
途中からもう1つのバッグに空気が入ってシートが前方に斜めになり、わずかな力で起立できる。
座る時は逆の動作となる。
エアバッグで起立を補助するいすは従来もあるが、2段式とすることでより無理なく立ち上がれるという。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20051207c6b0702007.html ※依頼スレです。