イルミネーションやツリーが登場して、街はクリスマスの装い。
サンタが来日したり、飾り付け教室が用意されたりと、聖夜にむけて気持ちも盛り上がっている。
●「本物」サンタ早くも金沢に●
金沢市の香林坊アトリオのステージに4日、サンタクロースの故郷と言われる
フィンランド・ラップランド州公認の「本物」のサンタクロースが登場した。
サンタさんは集まった子どもたちに贈り物を渡した後、記念撮影をし、会場は一足早いクリスマスの雰囲気に包まれた。
サンタさんは「みんなとてもいい子にしていると聞きました」とフィンランド語であいさつ。
「今はクリスマス前で大忙し。ラップランドは雪が積もり、きれいなオーロラがかかっている」とふるさとを紹介した。
子どもたちは「金沢までどうやって来たのですか」「なぜ、赤い服を着ているのですか」など、
サンタさんに次々と質問。「サンタさんは何歳ですか」と聞かれると、「森でソリがひっくり返った時、
誕生日を記したソリの運転免許証が無くなって、自分でも何歳なのかわからなくなった」とユーモアを交えて答え、会場を盛り上げた。
●七尾・能登カフェ 田植えの木枠ツリーに利用●
七尾市能登島八ケ崎町の能登カフェに、かつて田植えに使われた木枠をクリスマスツリーに見立てた「能登ツリー」がお目見えした。
木枠は高さ約2メートルの六角形で、苗を手で植えるときに目印をつける道具として使われていた。
機械化した今は不用になったため、カフェの店主が知り合いの農家から譲り受けた。
飾り付けには、ガラスや布、せっけんなどで作ったクリスマス用の装飾小物と、
クリスマスリースによく使われるヒバの一種で、県木のアテの葉を使った。
装飾小物は、普段からカフェの一角で自作の小物を販売している制作者らに呼びかけて、作ってもらった
※引用の際、住所等、一部省略させて頂きました。ご了承下さい。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000512050005