藤岡市藤岡の中心商店街に四日、スーパー駄菓子屋「あそびのひろば」がオープンした。商店街の
古い民家を改造し「子供も大人もホッとする場」を合言葉に、懐かしい昔の遊びと駄菓子屋を融合し、
子供が安全で楽しく過ごせる居場所を提供。初日は午後一時に開館し、商店街に子供たちの遊び声が
響いていた。
同施設は、鬼石町で民間児童館を運営するNPO法人・三波川ふるさと児童館あそびの学校
(山崎茂代表理事)が開設した。県のコミュニティービジネス支援事業に認定され、市の中心商店街空き
店舗助成事業の対象となり、施設整備や家賃補助の支援を受けた。
施設があるのはユニー藤岡店南側。細長い敷地に百五十六平方bの広場と木造平屋建て住宅(床面積
約五十平方b)がある。室内には小さな駄菓子屋と、子供が自由に利用できるのんびりサロン(和室)を
設けている。利用は無料(駄菓子やあそび体験は有料)。大人のスタッフが常駐、安心して遊べる場所を
提供する。
山崎さんは元埼玉県富士見市職員で、児童館に二十六年間勤務した。「子供に遊びの文化を伝えたい」
と同町の旧三波川中学校を買い取り、二〇〇一年四月に「あそびの学校」を開校。同時に藤岡市内で移動
児童館活動を展開してきたが、「子供の常設の居場所をつくりたい」とスーパー駄菓子屋を開設した。
この日はオープニングイベント「手作り遊び大集合」として、割りばし鉄砲作りなどを実施。今後、週末に
イベントを行い、来年一月十日から月・木曜と祝日を除く毎日午後開館する。山崎さんは「子供たちの居場所
として定着させ、めんこ、カタ遊び、ベーゴマなど遊びを伝えていきたい」と話している。
(後略)
上毛新聞2005年12月5日
http://www.raijin.com/news/mon/news08.htm スレ立て依頼をいただきました、ありがとうございます