以前、Bitで「カップ酒専門バー」を取材しましたが、ますますカップ酒シーンが盛り上がっているようです。
11月末に「日本酒文化研究所」というシンクタンクが主宰するカップ酒コンテストの大阪チャレンジへいってきました!
東京、大阪の2箇所で開催され、全国110社の蔵元からなんと187点ものカップ酒がエントリーし、
投票によりグランプリと部門賞を選ぶというもの。
11/6に行われた東京の本大会でめでたく初代グランプリに選ばれたのは、沢の鶴の『吟醸ひとはなぐらす』というカップ酒。
カップ酒のイメージを一新するスマートで高級感のあるパッケージも新鮮!
業界初の真空充填という新しい技術を使っているということで、やっぱり味の新鮮さが違う気が。
これなら女の子でもオシャレに飲めそうですよね〜。
大阪チャレンジでは、値段に関係なく好きな銘柄を選ぶ“いちばん好きやねん賞”を選出。
純米酒・吟醸酒部門では福井の『福千歳』が、本醸造酒・普通酒部門では新潟の『鶴齢』が選ばれておりました。
集まっていたのは、『酒文化研究所』のホームページを見て応募してきた一般の酒好き、飲食店関係者など。
会場内には日本酒のいい香りと静かな熱気がただよい、粋な着物姿の男女などもいてなんとなくツウ〜な雰囲気も。
番号順に並んでいるカップ酒をスポイトで5ccずつプラコップにとって試飲していくのですが、
なにしろ数が多いので試飲するだけでけっこう酔っぱらいます。
しかし、「自分だけのお気に入り」を見つけだす愉しみが存分に味わえました。
ちなみに、個人的に気に入ったのは『ずーっと好きでいてください』という変わったネーミングの愛媛のカップ酒。
丸みのあるカップのかたちもかわいく、来年のバレンタインには辛党の男性へのプレゼントにもイイかも。
イベントの最後には、「カップ川柳コンテスト」の結果も発表され、
「非常用 持ち出し袋に そっと入れ」という作品がみごと大賞を獲得。
これは今、マンションの安全性に不安をもっている人が多いことから多くの共感をえたのでしょうか??
いや〜、それにしてもカップ酒といえば「出張中のお父さんが、新幹線の中で飲むもの」というイメージしかなかった私ですが、
いつのまにかこんなに進化していたとは驚きです!
「カップ酒=オヤジ、ダサい」から「カップ酒=今ドキ、カッコいい」に変わる日も近いかも。
イベントは「ハブ ア ナイスカップ!!」のかけ声とともに終了。
ちなみにこのイベントは今後、毎年恒例化するそうなので新しモノ好き・酒好きを自認するあなたはぜひ。
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