24日に100歳の誕生日を迎える吉岡さんが23〜30日、手縫いの洋服や小物を集めた「満百歳展」を
桜井市の自宅に隣接する泉ギャラリーで開く。靴下、帽子、ガーデニング用の軍手など、いずれも年齢を
感じさせないポップな色づかいだ。耳が少し遠い以外は健康そのもの。「今も日々うまくなっている気がする。
苦労なんて感じません」。1世紀を生きてなお衰えぬ向上心に、頭が下がる。
吉岡さんは福岡県出身。20歳で中国東北部に渡り、終戦後に長谷寺近くの夫の実家に移り住んだ。
現在は娘夫婦、孫夫婦、ひ孫2人の計7人暮らしで、「家族がいたから長生きできた」。編み物や縫い物の
技術は若いころに独学で身につけ、子育てが終わると趣味で作品づくりを始めた。
作品展を開くのは2回目。昨年9月に大阪で初開催した時は、訪れた幅広い年代の人から「カラフルで
すてき」と評価され、作品はたちまち完売。「次はいつやるんですか」と問い合わせが相次いだ。
(中略)
最も手間がかかった作品は、赤やオレンジなど色とりどりの毛糸を使った靴下。思い通りに模様が
表現できず、朝から晩まで編み続けて丸2日かかった。そのかいあって、小学4年のひ孫は「かわいい」と
褒めてくれた。
もう一つの趣味は草花いじり。「手だけでなく足も動かさないと」と、自宅の庭に出るのが日課だ。
ヒオウギやツバキなど、季節の花から作品の模様のヒントを得ることも多い。
(後略)
asahi.com : マイタウン奈良 - (11/23)
http://mytown.asahi.com/nara/news01.asp?kiji=4654 「満百歳展」を開く吉岡キミ子さん。手にしているのは自信作の靴下
http://mytown.asahi.com/nara/images/pic1_4654.jpeg スレ立て依頼をいただきました、ありがとうございます