今年初めて搾られた新酒の仕上がりを告げる杉玉「酒林(さかばやし)」が二十一日、
姫路市林田町六九谷のヤヱガキ酒造の酒蔵前に飾られた。
杉の葉を束ねて球形に整えた酒造りのシンボルで、冬の風物詩となっている。
但馬杜氏(とうじ)の田中博和さん(63)らが仕込みの合間に作った。
直径八十センチ、重さ約六十キロの大玉で、球状に編んだ竹かごに、安富町で伐採した杉の葉を差し、丸く刈り込んだ。
酒蔵前の軒先につるし、新酒完成を祝うとともに、この冬、酒造りに携わる蔵人の安全を祈願した。
できあがった無ろ過の新酒「生原酒しぼりたて」は十二月一日、同社の創業年にちなんだ千六百六十六本限定で売り出され、
市内の量販店などに並ぶ。
田中さんは「今年は米も豊作で、ふくよかで香り高いおいしいお酒になりました」と話した。
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