プロのヨット選手になる夢をかなえようとした矢先、思わぬ事故で障害を負った女性が
イギリスにいます。一時は夢も希望も失いかけていたこの女性が、介護犬との出会い
によって立ち直りました。
「チャレンジャー」という1人乗りの障害者用ヨットを巧みに操るカースティン・ポロックさん
は、アイルランドの障害者ヨット選手権で2004年に優勝するなど大活躍をしている。
カースティンさんがここまでたどりつくには、1匹の犬の大きな存在があった。
イギリス中部の街、ヒッパーホームで1人暮らしをするカースティンさんは、メスの介護犬、
メイズィーと一緒に暮らしている。
カースティンさんは4年前、階段からの転落事故をきっかけに、筋肉がけいれんしてしまう
難病にかかってしまった。左足は常に伸びたままの状態で、足の激痛と闘う生活が
始まった。
14歳でヨットを始め、高校卒業後には世界1周のヨットレースにも出場し、まさにこれから
ヨット乗りとしての人生を歩もうとしていた矢先の悪夢だった。カースティンさんは
「ヨット選手になるために努力していたところでした。突然車いすの生活になり、本当に
つらかった」と話した。
失意の中、2年前、介護犬のメイズィーに出会った。メイズィーは、カースティンさんの
生活を心身両面から支えてきた。メイズィーは、電話が鳴ると受話器を加えて
カースティンさんに渡したり、ノブにつないだロープを引っ張ってドアを開けたり、
カースティンさんの生活をかいがいしくサポートする。
そして、自立できることを確信できたカースティンさんは、完全にあきらめていたヨットを
生きがいとした生活に戻ることができた。ヨットをこよなく愛するカースティンさんにとって、
メイズィーの存在はかけがえのないものになっている。カースティンさんは
「またヨットに乗ることができたとき、うれしくて涙があふれました。」と語った。
カースティンさんは「メイズィーは、わたしに笑顔、自信すべてを取り戻してくれました」と
語った。カースティンさんの夢は、2008年に中国・北京で行われるパラリンピックに
出場することで、メイズィーとの二人三脚の夢は広がる。
ソース
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00079852.html 依頼ありました。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1121820549/293