【話題】印度リンゴいずこ？　「忘れえぬ味」…青森で発見

　いかり肩にキュッとすぼまった尻。香り高い果肉はカリッと音がするほど硬く、ひたすら甘かった記憶が
ある−−。かつて高級果物の代表格だった「インド（印度）リンゴ」。バナナやメロンとともに、病気にでも
ならない限り口にできなかった。が、いつからか、店頭で目にしなくなった。どこに消えたのだろう。

　「この季節になると『あの味をもう一度味わいたい。なんとか探してほしい』。そう言って訪れる年配の方が
必ずいます」と、高級果物の老舗、銀座千疋（せんびき）屋（東京）の名上伸之さん（６３）。「売り場から姿を
見なくなって、もう４０年近くになるでしょうか。リンゴ特有の酸っぱさが無くて、歯ごたえのある甘いリンゴ
でしたねえ。色も黄色がかったピンク。きれいな色でした。だから絵を描くお客さんに特に好まれて……」

　そんな印度リンゴの人気に陰りが見え始めたのは、６０年代半ば。果汁が多く、甘みの強い「ふじ」の登場で
高級リンゴの座を追われ、７０年代末にはついに、農林統計からもその名が消えてしまった。
（中略）

　弘前から車で４０分。鶴田町の小高い畑の一画に、あった！　樹齢７０年。太い幹は、両手で抱えても
届かない。「４ヘクタールの畑に残っている印度リンゴの木は５本。残したというより、別の品種に接ぎ木
する暇がなかったのが正直なところ」と斉藤貞昭さん（６３）。３年前まで青森県りんご試験場（黒石市）に
勤め、畑仕事の手を抜いた結果だと笑う。
（中略）

　それにしても不思議なリンゴである。あれほどファンがいながら、なぜ市場から消えたのか。県りんご
試験場の佐藤耕・育種部長（５６）が解説した。「ジューシーさに乏しい。これが最大の弱点。それまで
リンゴと言えば酸味があり、果汁もいっぱい。印度リンゴはその反対。マニアックなもて方だったんです」。


全文はこちらで　毎日新聞　2005年10月26日　12時53分　（最終更新時間　10月26日　16時08分）
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051026k0000e040065000c.html

国光も見かけなくなった

紅玉はどうした

焼きリンゴとアップルパイは紅玉でないとね。

紅玉は製菓用として需要があるから生産が止まることはないだろ
生食用としての流通はないようだが。

紅玉、昨日行ったスーパーで見た気がする

初めて聞いた名前。
ちょっと調べたけどもう、アメリカでも栽培されていないようだね。

リンゴは好きでないのに、インドりんごだけは好きだった。
実が締まっていて固く、カシカシと歯応えがあり、噛み締めることで、味が出た。
今のやたらジューシーなのは、飽きる。

昔のリンゴはうまくなかった。インドリンゴも同じ。
ただなつかしいだけ。おいしいものだったら、いまも
残ってるはず。今のリンゴはおいしい。柿や梨ほどでは
ないがな。

青森生まれだが、子供の頃はリンゴが嫌いだった。
梨の方が好きでよく食べていた。
40歳を過ぎて田舎から送られてくるリンゴが待ち遠しくなった。
直売者で買っているらしい。
オマケでくれる小さな名前もわからないリンゴがなぜかとても美味い。

うわー！まだあったんだ！
もう絶滅したかと思っていたのに！
国光とインドりんごが大好物だったよ。

それと、スターキングはどこ行った？

印度リンゴのインドは米国インディアナ州のことだよん♪

>>11
スターキング、普通に売ってるよ

フツーに毎年食ってるよ。
青森にしか無かったのか…