病気は笑いで吹き飛ばせ――。医療や福祉の現場に笑いを広げて自然治癒力を高めようと、「癒しの
環境研究会」(代表世話人=高柳和江・日本医大助教授)が設けた「笑い療法士」の第1回認定授与式が
23日、日本医大(東京都文京区)であった。全国から約150人の応募があり、心理学や脳の仕組みなどの
講義を2日間受けた49人が認定された。
職種は医師や看護師ら医療関係者だけでなく、サラリーマン、主婦、教諭らさまざま。30秒ほどの
自己紹介でも、巧みな話術で会場を笑いの渦に巻き込んだ。
今回の認定は有効期間3年の3級。今後の活動ぶりを評価して更新されるほか、2級、1級も認定していく。
高柳さんは「各地域や組織の支部長として『1日5回笑って、1日5回は感動する!』という笑いの処方箋
(しょほうせん)を広めて下さい」と話した。認定者たちは「日本中、世界中に笑いを伝染させます」と誓った。
(後略)
asahi.com:2005年10月24日07時04分
http://www.asahi.com/life/update/1024/001.html