近畿が梅雨明けした18日、但馬地方も夏本番を思わせる好天が広がった。
海の日に合わせたイベントも各地で行われ、観光地は多くの人出でにぎわった。
◇「海の日」だから、梅雨明けたから
豊岡市のこの日の最高気温は34.1度。気比の浜海水浴場では恒例の「大宝さがし大会」
が開催された。浅瀬をロープで約20メートル×約80メートルに囲み、アサリ約1万個
をまく。“お宝”は、金、紫、青など8色で着色したアサリ形の石こう。拾った人には、
民宿招待、農作物10キロ分、豊岡かばんなどの景品が当たる、というもの。
先着800人の予定だったが、希望者が多く、1000人以上が子どもの部と大人の部に
分かれて宝探しに挑戦。手を肩まで海水に突っ込んで探す人や、足で探ってから手で拾う
人など、さまざま。制限時間の10分以内にアサリを一つも見つけられずに泣き出す子や、
10個20個拾って“大漁”の子など、笑顔と涙があふれた。
気比の浜観光開発協会会長の木山さん(62)は「家族的な雰囲気の浜で、きょうは思い
っきり楽しんで、夏の間にまた、のんびりと遊びに来てもらえたら」と話していた。
ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000147-mailo-l28