幼児や児童を狙った凶悪犯罪が社会問題化するなか、コンピューターゲームを使って子供たちに防犯の
大切さを伝える動きが広がっている。制作を手掛けるのは、なんと警察。実際に起きた事件やトラブルを元
にクイズを作成し、再発防止を図るのが目的だ。ストーリーをつけたり、対戦ができたりと、子供が楽しめる
仕掛けも満載だ。
「いまの子供は口で説明しても“右から左”。一番とっつきやすいものは何かと考えた結果、それがゲーム
だった」と語るのは、警視庁総務部の額賀さん。今年3月、約3カ月かけて作成した防犯ゲーム「ドキドキ
まあちゃんゲーム」を警視庁のホームページ上で公開。以来、1日平均3000件、延べ40万件の利用がある
人気サイトになっている。
ゲームの内容は小学生の女の子「まあちゃん」が母親にお使いを頼まれ、さまざまな誘惑や危険に遭いながら、
家にたどり着くというストーリー。ところどころにクイズ形式の選択肢があり、「男に『車で送っていくよ』といわれる」
「雑誌のモデルに誘われる」などの状況に応じて、正しい答え(対応)を選んでいく。
「ストーリーをつけることで、子供たちが主人公になりきって、危険な状況を疑似体験できる」と額賀さん。
予算はゼロ。額賀さんがクイズやストーリーを考え、イラストが得意な女性警察官が挿絵を担当、男性警察官が
プログラムを作成した。
つづきはこちら Sankei Web (07/14 08:28)
http://www.sankei.co.jp/news/050714/sha027.htm ドキドキまあちゃんゲーム
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/dokidoki/