★「夜のピクニック」が映画化
県立水戸一高の伝統行事「歩く会」を舞台に描かれた恩田陸さんの小説「夜のピク
ニック」が映画化される。全校生徒約千人が2日間にわたり約80キロを歩く物語。
撮影を支えるのは、水戸市近郊の高校や大学などから集まった数百人のエキストラ
や、製作を手伝うボランティアだ。監督の長沢雅彦さん(40)が25日、
エキストラらと交流を深めるため同市を訪れ、撮影が動き始めた。
「歩く会」は毎年秋に行われ、今年で57回目。修学旅行の代わりに実施されるよ
うになったと伝えられる。大子や石岡から学校を目指す2コースと、学校を出発し
東海村などを経由して戻るコースを1年ずつ順に回っている。
夜でも分かりやすいように生徒は白ジャージの上下姿。初日はクラス別に幟(のぼ
り)を立てて深夜まで歩き、近くの小学校などで仮眠をとる。翌早朝からは走って
もよく、記録や順位を競う。
「夜のピクニック」は第2回本屋大賞受賞作。20万部を超えるベストセラーにな
っている。恩田さんは水戸一高出身だ。
映画の撮影は7月20日ごろに始まり、8月いっぱい行われる予定。鹿嶋市、ひた
ちなか市、東海村などでも撮影し、出発シーンなどでは水戸一高も利用される。来
年秋ごろの公開予定だ。
撮影には学生たちも多くかかわる。5月末に水戸市内の高校などに募集をかけ、
オーディションで約200人のエキストラが選ばれた。
(後略)
記事の引用元:
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=9211 (朝日新聞のasahi.com:
http://www.asahi.com/ )06/26配信
※恩田陸ファンサイト:
http://rokusayo.milkcafe.to/