夫婦げんかを避け、言いたいことを我慢する女性は、夫に負けじと常に
不満や不平を言い返す女性に比べて4倍も心臓病などになりやすいことが、
米ボストン大の研究で明らかになった。
「ストレスをため込むと体に悪い」との俗説はあるが、少なくともこの研究
に関しては当たっているようだ。米国心臓病学会による国際会議で発表された。
研究チームは、18歳から77歳の男女計3700人(700人は未婚)を
対象に、結婚の有無、家庭内での状況、心臓病を含めた生活習慣病などの発症
との関係を10年にわたって追跡した。
病気のなりやすさの違いをみると、既婚男性は未婚男性に比べ、心臓病などで
亡くなる危険が半減していた。一方、女性には未婚・結婚での違いは見られなかった。
既婚者に絞ると、夫婦げんかで不満を爆発させる女性の方が心臓病などに
なりにくかった。また「外で働く妻が職場のストレスやイライラを家庭に持ち込む」
と回答した男性は、そうでない男性に比べ2倍以上も心臓病になりやすかった。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050328so15.htm