【ＣＳＷ】女性の視点からの災害対策求めた決議採択

「北京＋１０会議」として米ニューヨークで開かれていた第４９回国連女性
の地位委員会（ＣＳＷ）は、女性の視点からの災害対策を求めた「津波など
災害復興」決議などを採択し、１１日閉会した。
各国から提案された１０決議案はすべて採択された。

採択されたのは災害復興のほか、「女性とＨＩＶ／ＡＩＤＳ」「女性の経済的
地位の向上」「国の政策への女性の視点の主流化」などの決議。
新しいテーマとして提案された「災害復興」決議は、女性と子どもの被害が
大きかった昨年暮れのスマトラ沖地震がきっかけ。津波や災害後に起きがちな
性暴力から女性を保護する措置、これらの暴力から女性を保護するシェルター
の設置など、復興策に女性の視点が必要であることが盛りこまれた。

今回米国は、人身売買問題についての決議案を提案したが「性産業に対象が絞られ、
被害女性の保護や強制労働にほとんどふれていない」などの不満が出て紛糾、
より幅広い文言に修正されて採択された。

ソースは
http://www.asahi.com/international/update/0312/002.html

ペッキン